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ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターの小さなしっぽは役にたつの?役割と病気について

      2017/12/16

ハムスターの魅力のひとつにモフモフ感のあるおしり、からの短いしっぽがあります。

ハムスターをとてつもなく可愛いと感じるのに、似ているネズミがちょっと不気味に感じてしまうのはこのしっぽの違いのためでしょう。

 

あのモフモフからのしっぽには、多くのハムスター好きがノックアウトされてきたことと思います。

しかし、しっぽはただかわいいだけではなく、ハムスターの健康状態や気持ちを知るうえでも実は重要な役割を果たしているのです。

今回はハムスターの短いしっぽに注目してみたいと思います。

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ハムスターのしっぽはなぜ短い?

まず、基本的な質問ですがハムスターのしっぽはなぜ短いのでしょうか?

ハムスターによく似たネズミや小動物という共通点があるリスなどは体に比べて比較的長いしっぽを持っています。

しかしハムスターのしっぽはちょっとだけ。

 

この違いにはどんな理由があるのでしょうか?

ネズミやリスなどのしっぽの長い動物は、その長さを利用して体のバランスをとるためにしっぽを利用しています。

ネズミは高いところに登ったり、細いところを全速力で走り抜けたりします。

 

リスも木から木へと長いしっぽでバランスを取りながら飛び移ったりして生活しています。

一方で、ハムスターは基本的に地上での生活スタイルです。

 

この違いがハムスターのしっぽがちょっとしか生えていない理由だと考えられるのです。

しかし、ハムスターの短いしっぽにもしっかりと役割はあります。

 

ハムスターの短いしっぽの役割は?

ハムスターも短いですがしっぽを体を安定させるために用いています。

例えば、ハムスターが二本足で立ちあがる時に後ろから見ると、短いしっぽを地面につけて三点で体を支えていることと思います。

 

また、ゲージの枠を掴んで懸垂移動している時にも、きっとしっぽが盛んに動いていることでしょう。

木から木へ飛び移ったりすることはありませんが、ハムスターのしっぽもしっかりと役割を果たしているのです。

 

ハムスターのしっぽが長い?伸びた?

ペットショップで見かける機会の多いジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターは短いしっぽで知られていますが、種類によってはしっぽが長くなるハムスターもいます。

例えば、チャイニーズハムスターは体の大きさはジャンガリアンハムスターとほとんど変わりませんが、しっぽの長さは2~3cmほどになります。

 

一般的にジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターの場合、しっぽは1cmほどですのでチャイニーズハムスターのしっぽはかなり長く感じるはずです。

これはチャイニーズハムスターがほかの種類のハムスターに比べて高いところに登る性質が強いためで、この点に関して言えばよりネズミに近い生態をもったハムスターだからです。

 

他にも、ハムスターのしっぽが伸びたように感じることもあるかもしれません。

飼い始めたころは短かったしっぽが以前に比べて長く成長したように見える場合です。

 

これは、ほとんどの場合しっぽの長さが伸びたというよりはしっぽ周りの毛の生え方が変化したためと思われます。

実はハムスターのしっぽは私たちには短く見えますが、それはモフモフのおしりの周りの毛に覆われているためで、実際にはもう少し長いようなのです。

 

年齢や季節によっておしり周りの毛の量が少なくなったりすると、それまで短くしか見えていなかったしっぽの隠れていた部分も見えるようになり、長くなったように錯覚してしまうのです。

これはおしり周りの毛が大量に抜けたりしたわけではない限り、病気ではありませんので心配はいらないでしょう。

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ハムスターのしっぽがピンと立つとき

ハムスターのしっぽに注目してみると、急に立ち止まりしっぽをピンと立てたまましばらくじっとしている。という光景を見ることがあるかもしれません。

そんな時には何か緊張状態というか、周囲を警戒しているようにも見える体勢を取ることがあります。

 

いつもと明らかに違う行動のために、「どうしたのか?」と飼い主としては心配になってしまうかもしれません。

しかし、そのような行動はハムスターがしっかりと大人に成長した証拠と考えらるため心配はいりません。

 

そのような行動を取るハムスターは恐らくメスだと考えられます。

しっぽをピンと立ててじっと動かない姿勢を取るのは、メス特有の繁殖行動なのです。

 

このような行動をとっている期間にオスと出会う機会があると新しいハムスターの命が誕生します。

それで、いつもより警戒してしっぽを立ててじっとしていても、病気や体調が悪いわけではありませんので心配はいらないでしょう。

 

しっぽが濡れている?

ハムスターのしっぽが濡れている場合、特にしばらくそれが続く場合には注意が必要です。

特にゴールデンハムスターがそのような状態に陥っている場合には、下痢が続くウエットテイルにかかってしまっている可能性があります。

 

ウエットテイルの場合には、すぐに動物病院へ診察を受けに行く必要があります。

体の小さなハムスターにとって下痢が続くことは一番の命取りになります。

 

それが2,3日でも大変な体力の消耗です。

気付くのが遅くなると非常に危険なため、しっぽが濡れているように感じるならすぐに動物病院へ行くようにしてください。

 

ハムスターのしっぽが赤い?または血が出ている

ハムスターのしっぽがいつもより赤く見えたり、血がにじんでいるように見えることもあります。

どこかに挟んでしまったり、高いところから落ちてしまったなどのケガの場合も考えられますが、自分で噛んだり、引っ掻いてしまうという自傷行為という可能性も考えられます。

 

ハムスターが自分の体を噛んだり、掻きむしったりしてしまう場合、ストレスを感じていると考えられます。

それも自分を傷つけてしまうほどですから、かなりのストレスを感じてしまっているはずです。

 

複数でハムスターを飼育していたり、別々で飼育していたとしてもゲージを近くに置いている場合には、別のハムスターの匂いだけでも非常に大きなストレスになってしまうことがあります。

ハムスター同士のゲージは近くに置かないようにし、別のペットなどとの接触も極力避けてあげて下さい。

 

また、赤みや血がにじんでいて皮膚がただれてかゆがっているように見える場合には、アレルギー性皮膚炎の可能性も考えられます。

床材の交換がおろそかになっていたり、全く新しい床材に変えたりした時にそのような反応を起こしやすいので、直近に行った変更点をもう一度振り返ってみるようにしてみてください。

 

赤みや出血が数日続く場合にはストレスやアレルギー性皮膚炎以外の原因も考えられます。

しっぽが濡れているように感じる場合と同様、明らかに体調が悪いサインですので、動物病院での診察をおすすめします。

 

まとめ

飼い主に癒しを与えてくれるハムスターの可愛らしくて短いしっぽ。

実は短いながらもバランスを取ったり、繁殖行動に関係していたり、健康状態を表していたりとさまざまな役割を果たしているのです。

 

そういうしっぽの重要な役割を踏まえて改めて観察すると、ハムスターについてのあらたな発見も見つかるかもしれません。

今日から後ろからハムスターを見る時には、しっぽの動きにもぜひ注目してみてください。


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