ラブハムスター

ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターの熱中症対策。夏バテに陥る原因と症状

   

みなさんは暑い季節はお好きでしょうか?

夏の太陽を浴びると元気が出てくるという方もおられるでしょうし、暑いのはちょっと苦手…という方もおられることでしょう。

最近は日本も年々猛暑日が増えており、毎年熱中症の被害も出ています。

 

私たちが熱中症に気をつけなければならないのと同じように、いや、体の小さなハムスターはそれ以上に!熱中症に注意しなければなりません。

今回は毎年必ずやってくる夏に備えて、ハムスターの熱中症対策について考えましょう。

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ハムスターだって、暑すぎるのは苦手

ほとんどの種類が寒暖差の大きい地域に生息しているハムスター。

自然界では結構過酷な地域に生活しているサバイバル生活者なのですが、それは自然界での話。

 

お家の中の、しかもゲージという限られた空間の中では対応力の高いハムスターたちも思うように暑さや寒さの変化に対応することができません。

そこで、私たち飼い主の出番です。

ハムスターの気持ちになって、「どうすれば暑い夏をより快適にハムスターたちが過ごせるのか?」を考えてあげる必要があります。

 

熱中症を発生しやすい環境

では、どんな状況でハムスターは熱中症を発症しやすいのでしょうか?

私たちが気付かないうちに熱中症の危険が迫っているかもしれません。

その原因をいくつか考えてみましょう。

 

室内温度

私たち人間の場合も同様ですが、室内の温度が高すぎると熱中症を発症する危険は当然高まります。

人間の場合、節電のために28℃のエアコン設定などが勧められることもありますが、ハムスターにとっては28℃前後でもかなり暑く感じてしまいます。

 

ハムスターが快適に過ごせる室内温度は20℃~25℃前後がベストです。

特に長毛種のハムスターの場合、さらに体感温度は上がっているはずなので、より室内温度には注意してあげる必要があるでしょう。

 

室内湿度

意外な盲点になるのは、室内の湿度です。

私たちも蒸し暑い日は気温があまり高くなくてもとても寝苦しかったり、不快に感じることがあるのではないでしょうか?

ハムスターも同じように、室温だけでなく、湿度にも注意を払ってあげる必要があります。

 

ハムスターにとっての最適な湿度は50%前後ですので、私たち人間と同様と言えるでしょう。

ハムスターのゲージ内は温度・湿度共に室内よりもさらに高くなってしまっている場合もあります。

必ず温度計と共に湿度計も用意するようにして、私たちが寝苦しいと感じる日などはハムスターのゲージ内の湿度にもよく注意を払ってあげるようにしましょう。

 

直射日光

暑い夏には少しの時間、直射日光を浴びただけでも頭が痛くなったりしたことはないでしょうか?

ハムスターの場合にも、たとえ短い時間だけであったとしても、直射日光は熱中症を引き起こす原因となりかねません。

 

私たちが朝家を出る際にはゲージに直射日光が当たっていないとしても、日の差し方が変わる昼間や夕方には強い日差しがゲージ内に差している可能性があります。

私たちが家にいる朝や夜だけでなく、日中の光の差しかたにも注意が必要です。

 

この点で特に長毛種のハムスターを飼育している場合にはさらに気を付けてあげるようにしましょう。

寒冷地に住んでいるハムスターの体毛はもともと体の熱を放出しにくいように密度が高く、フワフワした毛で覆われています。

 

そこがハムスターのチャームポイントでもあり、特に長毛種はフワフワハムスター好きの方にはたまらない可愛さなのですが、長毛種は体毛が長すぎでノーマル種よりもさらに体の熱をうまく発散させることができません。

長毛種の場合にはノーマル種以上に温度・湿度に注意を払いましょう。

 

水分補給

たとえ室内温度や湿度がそれほど高くなかったとしても、適切な水分補給ができなければ熱中症のリスクは高まります。

普段は生野菜やフルーツなどに含まれる水分でも十分なハムスターも、夏場は特にいつも水分を補給できるように給水機を設置してあげましょう。

 

また、夏場は特に水も腐敗しやすくなりがちです。

水は毎日交換するようにして、容器の内部なども定期的に洗うように心がけましょう。

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ハムスターの熱中症の症状

熱中症対策を心がけていたとしても、ハムスターが体調を崩してしまうこともあります。

では、ハムスターが熱中症になっている場合、どんな症状が表れるでしょうか?

 

お腹を床につけてぐったりしている

体の熱を冷ますために、手足を広げてお腹をプラスチックのゲージの床や陶器の水入れなどにつけて休むハムスターがいますが、これは熱中症の初期症状と言えるでしょう。

食事の時以外あまり活動し無くなったり、動きがぐったりしているように見えるなら、症状が悪化している可能性があるため、早めの対処が必要です。

 

体温の上昇

ハムスターを手に乗せた時などにお腹など体の面積の広い部分がいつもより熱くなっていると感じることがあるかもしれません。

そのような症状が出ている場合、自分でも体を冷まそうと床に体をべったりとつけるなどの他の症状も示しているはずですので、ハムスターの行動をよく観察するようにしましょう。

また、体を触っていつもよりも熱いと感じる場合には、ハムスターにそれ以上触らないようにしましょう。

 

呼吸が荒い

見るからに呼吸が荒くなっている場合、熱中症の症状としてはかなり状態が悪化していることが考えられます。

そのような症状が出ている場合には、応急処置で様子を見るよりも早く動物病院での診察を受けるようにしましょう。

 

熱中症になってしまった場合の対処法

では、ハムスターに熱中症と思われる症状が表れている場合、どのように対処すればよいでしょうか?

 

まずは体を冷やすことが最優先

まずはハムスターの体温を下げてあげることが大切です。

しかし、この時急激な体温低下は逆効果になりますし、水浴びはハムスターにとって命取りとなってしまいます。

ハムスターが徐々に体温を下げることができるように、まずは室温を下げてあげましょう。

 

室温よりも湿度が高くて問題となっている場合には、エアコンの除湿機能で適切な湿度まで調整するようにします。

この時、エアコンの風が直接ハムスターの体に当たらないように注意し、なるべくゲージにも直接はあたらないようにしてあげましょう。

 

扇風機も同様ですが、ハムスターは扇風機のような強い風にあたることを嫌うため、部屋の空気を入れ替えることを意識し、ハムスターの体やゲージには風が当たらないように注意します。

熱中症の症状がそれほど重くなく、体温を適切に下げることができれば、ハムスターの体の動きにも変化が表れるでしょう。

 

早めの水分補給

熱中症の症状が出ていてもハムスターの食欲がまだある場合、水分を積極的に取らせることが大切です。

この時、ポカリスウェットやアクエリアスなどの体に吸収されやすいスポーツ飲料を与えるのも効果的です。

 

人間が飲むものをそのまま与えると塩分や糖分の過剰摂取になってしまいますので、5倍ほどに水で薄めて与えるのが良いでしょう。

また、スポーツ飲料を混ぜた水を与えた場合には残った分はすぐに処分し、水入れなどにそのままにしないようにも注意してください。

 

症状が重い場合にはすぐに動物病院へ

体温を下げることや水分補給はあくまでも応急処置ですので、呼吸が荒くなっているぐったりして動かないなどの症状が重い場合にはすぐに動物病院へ連れて行くようにします。

 

熱中症予防

熱中症の症状や対処法について考えましたが、ハムスターが熱中症にならないに越したことはありません。

熱中症の予防としては普段の食事から、栄養バランスの良い食事を与えることが大切です。

特に暑い夏場にはビタミン類を多く含んだフルーツを与えると、水分補給も同時にできるためとても効果があります。

 

また、市販のビタミン剤を粉状にして普段のエサに混ぜて与えることもできます。

その際には必ず少量のみにし、過剰摂取にならないように注意が必要です。

 

応急処置の中で取り上げたハムスターに与える水にスポーツ飲料を混ぜる方法も熱中症予防になりますが、同じように与えすぎには十分注意が必要です。

加えて睡眠不足や体調不良も熱中症の原因となりますので、快適に寝ている間にはなるべく起こさないようにもしてあげましょう。

 

まとめ

直射日光に当たるのが短い時間だけであったとしても、ハムスターの命を危険にさらす可能性のある熱中症。

特に暑さに弱いハムスターの場合、私たち人間以上に気を配ってあげる必要があります。

日頃の健康管理と適切な温度・湿度管理によって暑い夏場も健康に過ごせるようにしてあげましょう。


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