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ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターの眼球突出の病気。原因と治療方法、病院代まで

      2018/09/28

ハムスターの眼球突出ってなんですか?

ハムスターの体質は、もともとから目が体よりも出ているのが普通ですが、

経験上、眼球突出になりやすいのは、目が比較的大きなジャンガリアンなどのドワーフ系ですね。

ハムスターの黒目の下には、内側が青く見えるのですが、これが常時見えていて、眼球が飛び出して見えるのが、眼球突出という病気です。

 

ハムスターはまぶたを閉じて寝られる動物なので、放置するとまぶたが閉じられなくなり、感染症や失明の危険が高くなったり、

炎症でハムスター自身が目を引っ掻いてしまって破裂して失明の危険性も高くなります。

この眼球突出の治療と、費用について詳しく解説します。

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ハムスターの眼球突出の原因

原因には複数が考えられます。

まず体質的なものとしては、種子類や脂質が多すぎる餌を極端に偏食した場合、肥満で眼球の裏側に脂肪が溜まって眼球が押し出される場合です。

また傷害の場合は、目を何かに勢い良くぶつけた外傷による細菌感染、

あるいは結膜炎などの目の病気による炎症で眼球の裏側が腫れてしまっているケースです。

 

他は持病で悪性腫瘍、つまりガンが目の裏に出来てしまっている場合ですね。

げっ歯類に多い、緑内障などの眼病の場合は、目が大きく見開いた様になり、病気の進行とともに、徐々に目が飛び出して来る場合があります。

またハムスター同士のケンカが元で、眼球の周囲の傷から炎症が広がって、内部で腫れて、膿がたまり、眼球突出になることもあります。

 

放置するとどうなってしまうの?

まず炎症がある場合は、清潔な環境でも放置すればそのまま症状が悪化する場合が多いです。

最悪は、炎症の痒みや膿の違和感でハムスターが自分で眼球を擦って失明、あるいは眼球が取れてしまう最悪のケースもあります。

失明の危険が一番多く、ハムスターが目の周りを掻きむしって眼球を破裂させてしまうケースが非常に多いそうです。

 

ハムスターの治療の内訳

基本的に動物病院は、決まった診療報酬があるわけではないので、治療費は自由に獣医師が決められます。

また、その動物病院の施設の維持費用、スタッフの数によっても、治療費用はバラバラです。

それを踏まえた上で、治療費の内訳をご紹介します。

 

・初診費用・・・一般的に1,500円から2,000円くらいが相場となります。

・再診料・・・・500円から1,000円ほどで、これは毎回受診する度に払います。

・抗生剤・・・・1500円から2,000円くらいです。

・消毒・・・・・500円前後です。

・点眼薬・・・・2,000円前後が現在の相場で、約1週間分が処方されます。

・処方料・・・・500円前後が相場です。

・腫瘍除去外科手術・・・・1回、2万5,000円から3万5,000円あたりが相場です。

・夜間診療費・・・・・あまり行ってる例は少ないですが、1万円くらいは必要です。

 

大体、炎症を抑える抗生剤と点眼薬、それに初診費用と改善するまでの処方約費用なので、

1ヶ月と見て、毎週通う場合は、1ヶ月2万1,500円程が必要で、病院ごとの差額を考慮すると、

約3万円くらいは眼球突出の治療では、一ヶ月それくらいはかかると見て良いかもしれません。

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ハムスターの眼球突出の治療内容

調べてみると、殆どが外科手術は行っておらず、抗生剤と点眼薬の自宅治療が主体となっています。

完治の可能性は不明で、多くの場合失明を伴うことがやはり、体が小さい分、避けられない事はあるみたいですね。

 

また点眼はひどく嫌がるのと、かなりしみるようなので、治療は根気が必要な場合が多いですね。

あまりにも出過ぎた場合は、眼球摘出を選んだ方が良い場合もあります。

腫瘍が原因の場合、場所が場所なので、助かる可能性はかなり低いというのが一般的です。

 

手術の可能性は?

眼球なので、手術で治すというのは一般的では無いですね。殆どが炎症を抑えながら、膿などを抑える点眼薬による自宅治療がほとんどです。

完治する可能性は、前述したように不明ですが、処方薬で根気よく治療を行うしか無いのが現状でしょう。

 

ハムスターの眼球突出、その予防方法

予防方法は、やはり、管理の良いペットショップから健康なハムスターを買うことと、キチンと単体で、ケージの中で飼うことです。

先端が鋭利なものや、先の鋭い固いものはケージには入れるべきではありません。

 

また、ハムスターと接触するときは、よく手を洗い、ケージは、週に1度は丸洗いして天日干しにするのが良いですね。

アルコールの消毒液は使わないでください。

 

どうしても複数のハムスターを飼うときは、ケージの中に互いに観察できる仕切りを設けてしばらく様子を見るなどの工夫が必要です。

無理して仲の悪いハムスター同士を一緒にするのはやめましょう。

 

ハムスターは元々目が弱点

ハムスターの目は、ハムスターにとっての弱点の一つで、色盲ですし、視力は目の前30センチ程度の距離もボーっと見えているだけです。

しかも夜、薄暗い中で行動できるように、それに特化した目の構造になっています。

ハムスターの生態をよく知って、眼球突出を事前に予防し、元気に育ってほしいですよね。


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