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ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターはびっくりしやすい!驚いたときのしぐさとその理由

      2017/08/19

ペットとして長い歴史のあるハムスターは人によくなついてくれる動物としても知られています。

小さなハムスターが安心して手に乗ってくれたり、声を掛けると巣箱から出てくる姿はとても愛くるしいものです。

 

しかし、私たちが接し方を間違えてしまうとハムスターが驚いてしまうことも少なくありません。

ハムスターは警戒心が強く、頭も良いため、もし飼い主がハムスターをいつも驚かせるような行動をとっていると、ハムスターが飼い主である私たちを敵として認識してしまうこともあります。

ハムスターは基本的に視力があまり発達していない動物です。

 

それで、周囲の情報を取り入れるために嗅覚と聴覚がとても発達しています。

このため、私たちがハムスターに接する際にはハムスターがにおいと音にとても敏感であることを覚えておく必要があります。

ハムスターとの良いコミュニケーションを維持するためにも、ハムスターがびっくりした時に取る行動と、その理由を考えてみましょう。

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立ち止まって固まる、二本足で立ちあがる

それまで活発に動いていたハムスターが突然立ち止まって固まるということがあります。

野生でも起きている時にはほとんどいつもエサを探しているハムスターは、飼育下でも巣箱の外を歩いている時にはいつも下を見て食べ物を探しています。

 

そんな時に夢中になり過ぎて敵に襲われないために、いったん立ち止まって周囲で起きていることを把握しようとします。

その時に一瞬固まっているように見える行動をとることがあるのです。

気になる音やにおいが周囲でした場合には特にそうです。

 

恐らくこの時固まったハムスターは耳をいろいろな方向へ向けたり、鼻をヒクヒクさせてにおいを嗅いでいることでしょう。

これは周囲に危険がないかどうかを確認する作業の証拠です。

時には二本足で立ちあがってしばらく固まることもあります。

 

この時にはさらに周辺の音とにおいを把握するために視線を高くしているのです。

このような行動をハムスターが取るのは異常なことではないため、過度に気にする必要はありません。

 

周囲で特に大きな音やいつもと違うにおいがしない場合でも一時的に固まったり、二本足で立ちあがって周囲の様子を観察することはよくある行動です。

しかし、大きな音やいつもとは異なるにおいがする場合には、ハムスターのストレスとなりますので、テレビやドアの近くにゲージを設置するのはやめましょう。

 

またにおいについては、アロマや消臭スプレー、香り付き柔軟剤などにも注意が必要です。

私たちにとってはほど良い香りであってもハムスターにとっては強烈な香りに感じてしまうことがあるということを覚えておきましょう。

 

ひっくり返ってしまう

ハムスターが驚いたためにひっくり返ってお腹を見せてしまう場合もあります。

このような行動は前述のように二本足で立ちあがって周囲を警戒している時に、バランスを崩して後ろに倒れてしまうということもあります。

この場合には大抵周囲で突発的な大きな音がした場合です。

 

周囲を警戒して緊張感が増しているところで、急に大きな音が聞こえて、腰が抜けてしまったというような状態です。

驚いて後ろにひっくり返ってしまってもすぐに体勢を立て直して普段通り行動し出すハムスターがほとんどですが、ひっくり返ってしまうほど驚いているわけなので、ハムスターにとってはかなりのストレスとなっているはずです。

 

固まったり、立ち上がったりしている状態よりもさらにストレスを感じていると言えるでしょう。

ひっくり返ってしまう姿は結構可愛いものですが、ハムスターには大きなストレスとなりますので、面白半分で繰り返すようなことは避けるべきです。

 

キーキーと鳴いている

ハムスターがキーキーという鳴き声をあげる場合もあります。

普段通りに生活している場合、ハムスターの鳴き声を耳にすることはほとんどありません。

しかし、予期していなかった突発的な音などに驚いて「キッ」と小さな声を上げてしまうことが時々あるかもしれません。

 

これは人間でいえば「オッ!」のような少しびっくりした時に思わず出てしまう声のようなものです。

しかし、巣箱などに隠れてキーキーと鳴き続ける場合もあるかもしれません。

この場合は飼い主が敵として認識されてしまっているかもしれません。

 

また、巣箱の外を歩いている時に仰向けになって四肢を広げて鳴いているなら、それはハムスターが攻撃を受けた時の最後の手段を取っていると考えてよいでしょう。

有効な攻撃手段を持たないハムスターにとっては最善の防御は自分の巣箱に戻ることですが、それができない時、仰向けになって最後の手段の防御態勢を取ります。

 

それはそれで必死で可愛い姿にも見えてしまうのですが、ハムスターにはやはり大きなストレスです。

このような反応をされてしまうのは、歩いているハムスターを真上から掴もうとしたり、声掛けをせずにハムスターの後ろから手を伸ばしてしまった場合です。

ハムスターを手に乗せる時には、必ず声掛けをしてから両手ですくうようにして持ち上げるようにしましょう。

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頬袋の中身を捨てて走り去る

この行動もハムスターがかなりのストレスを受けている証拠です。

ハムスターにとって食料集めは人生の中でも最も大切な活動です。

 

せっせと食べ物を探しては、外を出歩く危険を最小限にするために自分の頬袋にため込んでいきます。

しかし、せっかくため込んだその食べ物をすべて捨ててまで逃げ去ってしまうということは、ハムスターが命の危険を感じているからに他なりません。

 

このような行動の原因も、多くは周囲の大きな音やハムスターにとっての飼い主の予想外の行動です。

ハムスターとコミュニケーションを取っている間に動く際にはゆっくりと動くようにし、急に体を動かしてハムスターを驚かせないようにしましょう。

 

飼い主の指を噛む

ハムスターが手に乗っている時など、驚いた反射で飼い主の指や手を噛んでしまうことがあります。

驚いた拍子に噛んでしまった場合、個体差はありますが、それほど痛くはありません。

ハムスターも故意ではないはずですので、怒ったりしないようにしてあげましょう。

 

この場合にもハムスターが驚く原因は突発的な大きな音や飼い主の行動です。

ハムスターを手に乗せている飼い主本人が急に動いたりしていない場合でも、周囲にいる人が急に立ち上がったり、くしゃみをしたりするとハムスターは驚いてしまいますので、その点も注意が必要です。

 

まとめ

私たち人間も急な大きな音や周囲の動きはストレスとなるのもです。

この点、ハムスターは私たち人間の比ではありません。

小さな体で多くの動物から狙われる存在であるハムスターはペットとして長年飼育されていたとしても常に周囲を警戒しているのです。

 

しかも私たちよりも優れた嗅覚や聴覚の持ち主であるハムスターにとってはより大きなストレスとなるでしょう。

ハムスターのびっくり具合によってはこれまで挙げた行動を取るだけでなく、その後もフラフラしていたり、ストレスのあまり粗相をしてしまう子もいたりします。

小さなハムスターにとってはびっくり驚くことも時には命取りになりかねないことを覚えておくようにしましょう。


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