ラブハムスター

ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターの老化はいつから始まる?老化現象と対策方法

      2018/02/28

ハムスターの平均寿命

ハムスターの寿命は、およそ平均で長く生きて約3年前後です。

寿命を決めるのは、心臓の耐性でもあるので、小型のネズミほどの大きさのハムスターでは、どうしても心臓の動きが早いために、その老化も寿命も短いのです。

しかしながら、砂漠などの乾燥地域が原産である、ロボロフスキーやゴールデン・ハムスターの場合は、ハムスターの中でも寿命は長い方です。

しかしながら、その老化は人工的に食い止める手段がないのは同じです。

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ハムスターを長生きさせるには?

ハムスターの寿命を縮めるか、あるいは出来るだけ長生きさせるかは、ハムスターの従来の暮らしに近い飼育環境を用意するかで、老化の本質も変わります。

例えば、室内でドアの開閉や物音、人の往来の多い中で、常に警戒ばかりして慣れてないハムスターの場合は、必然的に過度のストレスにさらされるので、その分長生きは出来ません。

従って、ハムスターは出来るだけ、小さい頃から飼育して、人に慣れて、しかも安心して餌や水、あるいは遊べる空間を用意してあげる必要があります。

 

いつから老化は始まるの?

ハムスターの活発で元気な頃は、生まれてから1年~1年半過ぎくらいがピークで、それ以降はゆっくりと老化し、老後に向かって食欲が落ちていきます。

老化したと呼べるのは、それを過ぎて2年目に近くなった頃からです。

まず、老後は一日の中で起きている時間よりも寝ている時間が非常に多くなります。

 

餌と水を飲む以外は、特に回し車に乗る機会もめっきり減るでしょう。

段々と餌の量が減らなくなり、大粒のペレットは噛み砕いて食べることが出来なくなります。

 

ハムスターの老化に備える準備

まず老後の準備は、早くて飼育してから平均で1年半を過ぎたら徐々に老化の準備していきましょう。

まず保温ですが、非常にシビアに室温管理は行うようにしましょう。

平均で24度以上、30度未満の範囲で、1年を通じて管理する方が望ましいです。

 

2年目あたりでは、殆どのハムスターが高齢ですから、与える餌のペレットも、固いものから指で簡単に潰れるような、やや柔らかい餌にしていきます。

突然餌を変えると警戒する場合もあるので、従来の餌と比率を変えながら、徐々に切り替えるようにしていきます。

 

老後は静かな環境で

回し車や、オモチャの類は、すでに高齢となったハムスターは、やはり老化してあまり遊ぼうとはしませんが、ある程度運動は継続してもらった方が良いので、回し車は比較的軽く回る重量の軽いものに変更し、床からあまり離さずに設置した方が良いでしょうね。

それと、必ず巣として使ってもらえるハムスターの隠れられるハウスをケージの中に入れてあげましょう。

ハムスターの老後は、やはり静かな環境でゆっくり過ごしてもらいましょう。

 

餌が食べられないときは?

老後のハムスターで、かなり動きも鈍く、なかなか餌が減らないがまだ元気があるような感じなら、ハムスターを優しく手に持って、栄養価の高い小動物用の液体の餌を飲ませても良いです。

ハムスターの数滴飲ませる、栄養サプリメントがペットショップや通販で市販されています。

ハムスターは餌が食べられなくなると、老化に関わらず数日で餓死しますので、老後生活は、出来るだけ元気が無くとも餌は何とかして与え続ける必要があります。

 

餓死は絶対に避けること!

非常にハムスターの老後で注意して頂きたいのは、ハムスターも含めて動物というのは、老化では特に「体力が無い時は、食べるだけでも体力を消耗する」ということです。

そこで、体力が消耗しないように固体の消化に時間がかかるものよりも、液体に近い舐めても摂取出来るブドウ糖、乳酸カルシウムや、ビタミン摂取が老化には必要です。

 

こうした餌の代用品に、「小動物用ミルク」が市販されています。

元々は子リスや子ハムスター用のミルクですが、非常に栄養価が高く、年老いたハムスターには飲ませることが出来ます。

 

高齢が近づいたら、こうしたミルクの粉を、餌に直接ふりかけてあげて、栄養価を高めるのも良いです。「ペットミルク」でも代用できます。

老後の食事は、幼体の餌に近いと考えても良いです。

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冷めた餌はなるべく防ぐ

老化により、固いペレットがなかなか減らなくなったら、丸い小さなお菓子のボーロに近い形の餌が、ペットショップなどでは市販されています。

ミルクでふやかして使えるタイプの餌で、様々なメーカーで小動物用、リスとハムスターの離乳食として売られています。

 

この与え方ですが、まずはハムスターに「手から直接与える」ということをやります。

それをよく食べるようなら、最初はふやかさずにそのまま餌入れに入れて、様子を見ましょう。

 

そのまま食べているなら、皮を向いたひまわりの種など、カロリーが高い餌をある程度細かく切って、混ぜて与えると良いです。

老化したからといって、ハムスター自身の食欲に任せるだけでは、ハムスターは栄養失調になります。

 

最後まで精一杯面倒をみよう!

老化も進んで、いよいよそうしたビスケットタイプの餌もなかなか食べないようなら、今度は「強制給餌」に切り替えます。

殆どの飼い主さんが餌を食べてくれないと、見守るだけに終わることがありますが、ここからが「老後の本当のお世話」です。

 

ハムスターの体温を下げない様に、ペットミルクを熱湯で溶かし、それに前述した小さいボーロ状のビスケット、つまりは離乳食を入れて、柔らかくします。

それをハムスターの口を開けて、小さい下に入れてあげます。

 

喉をつまらせてはいけませんので、仰向けのままではだめで、与えたら手の平にのせてそのまま様子を見ます。

飲み込んでいるようなら、口の中には餌は無いはずので、これを数回繰り返します。

 

老化に備えた環境づくり

老後の準備では、ペットショップでは生後数週間以内で出荷されるので、殆どが寿命2年~3年が最長です。

中にはもっと短い子もいるので、大体飼い始めて1年半を経過したら、老化、老後は始まっていると考えていいでしょう。

 

その頃には、ウォーターボトルも低い位置にし、餌入れの高さも非常に低いものに変えましょう。

また、よく観察して、水がウォーターボトルでは飲みにくそうなら、小鳥用のウォーターボトルは、飲みくちが開放型なので、これを上手にケージ内に転倒しないよう設置すると良いです。

 

いつの間にか元気がなくなっている!?

ハムスターの老化は非常に早い時期に訪れるイメージがありますが、多くの人は飼い始めてそれに気がつく時には、すでにかなりの高齢となってる場合が多いのです。

特に生の野菜のような水分が多くて冷たいものは、徐々に与える回数を減らし、1年半以後は、離乳食に近い餌に、いずれは慣れてもらえるように準備をしていくのが良いと思います。


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