ラブハムスター

ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ゴールデンハムスターの飼い方。性格や特長、ケージの大きさまで

   

一番古くから親しまれている元祖ハムスター

みなさんは「ハムスター」と耳にして、どんなハムスターをイメージするでしょうか?

白いお腹にクリーム色と黒の混じった毛色の背中で、黒くて大きな目にコロコロした体型、肌色の小さな手足と短い尻尾。

 

そう!それが一番古くからペットとして親しまれているハムスター、「ゴールデンハムスター」です。

今回はゴールデンハムスターに注目して、ゴールデンハムスターのペットとしての性格、長所短所、飼い方をまとめてみたいと思います。

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ゴールデンハムスターのペットとしての長所とは?

ゴールデンハムスターのペットとしての歴史は古く、1930年にシリアでゴールデンハムスターの母親と子どもたちが発見されてから繁殖が繰り返され、現在世界中でペットとして飼われているすべてのゴールデンハムスターは最初に発見されたハムスターたちの子孫と言われています。

 

ペットショップで見かけるゴールデンハムスターがすべて兄弟姉妹と考えると、驚くべき繁殖力ですが、これまで長くペットとして愛され、世界中で飼育されてきたのには必ず理由があるはずです。
まずは私たち飼い主にとって、ゴールデンハムスターを飼育しやすい点について考えてみましょう。

 

飼い主になつきやすい

個体によって多少の個性はありますが、一般的にゴールデンハムスターはおとなしい子が多いのが特徴です。

体がハムスターの中では大きいため動作もおっとりしており、せかせか動くという感じではありません。

 

また、他のハムスターと比較すると頭も良く飼い主をきちんと覚えてくれます。

声や匂いで飼い主を覚えてくれるので、ゴールデンハムスターにとって「エサをくれる相手とか、自分にとって良いことをしてくれる相手」といったん認識してもらえればとても飼いやすくなります。

 

ゴールデンハムスターに「自分にとって良いことをしてくれる相手」と認識してもらえれば、ゲージの掃除やトイレ交換などの日常管理もとても行いやすい種類です。

また、ゲージから出してお散歩したり、手のひらに乗せて触れ合ったりというペット的な付き合い方がしやすいハムスターです。

 

診察してくれる病院が多い

体の小さなハムスターはケガをしたリ、体調を崩したりすることも多い動物です。

そんな時に一番安心できるのは、動物病院でお医者さんの専門的な意見や治療を受けられることですが、ハムスターの場合、診察してくれる動物病院がそれほど多くないのが現状です。

 

理由は簡単。

ハムスターは体が小さいために、適切な診察を行うことが難しいのです。

 

この点で体の小さなロボロフスキーハムスターなどは診察してくれる動物病院を見つけるのにかなり苦労します。

逆にゴールデンハムスターは大人なら15cm前後まで成長するので、ハムスターの診療が可能な動物病院に行けば、ほとんどの場合診察してもらうことができます。

 

好き嫌いせず、何でも食べる

雑食性の強いハムスターの中でも、ゴールデンハムスターは特に好き嫌いが少ない種類です。

キャベツやレタスなどの生野菜や、主食に使うペレット、ヒマワリの種などの種子類、動物タンパク質補充のためのミルワームなどなど、ほとんどのエサを食べてくれます。

 

どんなエサでも食べてくれるので、食事代もそれほどかからず、管理しやすいハムスターと言えます。

逆に食欲旺盛な為、逆に飼い主が食事の質と量をコントロールしてあげないと太りすぎにもなりやすいので、その点は注意が必要です。

 

トイレをしっかり覚えてくれる

ゴールデンハムスターはハムスターのでは頭脳も発達しており、頭が良いのも特徴です。

特にトイレはしっかりと覚え、ゲージ内では毎回同じ場所でトイレをしてくれます。

ペットショップから買ってきた当初は、飼い主が用意したトイレ以外で用を済ましてしまうこともあるため、その場合にはハムスターの排泄物の付いた床材やティッシュなどをトイレ場所に移動させてあげると、次回からはトイレで用を済ましてくれるようになります。

 

トイレを確実に覚えさせるためには最初が肝心ですので、ゴールデンハムスターが自分好みの場所を確保してしまう前に、ニオイでしっかりとトイレを覚えさせてあげましょう。

トイレを覚えてくれれば、その後のゲージの掃除もとても楽になります。

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ゴールデンハムスターのペットとしての短所とは?

おっとりした動きも顔の表情も可愛く、さらにペットとしての長所も多いゴールデンハムスター。

日本の限られたお家のスペースで飼うには最適なペットに思えますが、飼育を始める前に覚えておくべき短所はあるのでしょうか?

 

複数を一緒に飼うことはできない

一匹だけでもとてもかわいいゴールデンハムスター。

同じゲージでハムスター同士がじゃれ合ったり、一緒に寝たりしている姿を見れればさらに楽しいと思うかもしれませんよね。

基本的に縄張り意識の強いといわれるハムスターですが、種類によっては個体同士の相性なども考慮しながら複数のハムスターを同じゲージで飼育することも可能です。

 

しかし、ゴールデンハムスターに関しては複数飼育は絶対にやめたほうがいいと言えます。

ゴールデンハムスターはハムスターの中でも特に縄張り意識が強く、特にオス同士は激しく争います。

一時的に仲良くしているように見えても、成長スピードによって力のバランスが崩れたり、ケンカによってストレスを感じ続けたりしてハムスターにとっても健康的ではありません。

 

本来ゴールデンハムスターを含め、ハムスターたちは野生では広い縄張りを持って生活しています。

もし縄張りの中でほかのハムスターと出会ってケンカになったとしても、自分の縄張りに逃げていくということが可能ですが、小さなゲージの中ではそうすることもできません。

体の大きなゴールデンハムスターの場合、激しいケンカが命取りになってしまうこともありますので、複数飼育は絶対にやめましょう。

 

健康的に過ごすには広いスペースが必要

他のハムスターに比べて体の大きなゴールデンハムスターが健康的に過ごすためには、広い飼育スペースが必要になります。

ハムスター用として売られているゲージの中にはジャンガリアンハムスター用に用意された物も多いため、注意して選びましょう。

 

また、いくら広いゲージで飼育したとしてもゴールデンハムスターにとっては狭い縄張りと感じてしまうため、ゲージ外の散歩も欠かせません。

定期的にゲージの外でも散歩させてあげて、ストレス解消させてあげる必要があります。

 

ゴールデンハムスターに必要なケージサイズなど、詳しいケージの飼い方については「これは便利!衣装ケースでのハムスターの飼い方。手作り方法から大きさまで」をご覧ください。

噛まれるとかなり痛い

基本的におとなしいゴールデンハムスターですが、実は噛まれるとかなり痛いです。

私が初めてハムスターを飼ったのは今から20年ほど前のことですが、最初に家にお迎えしたのはゴールデンハムスターでした。

おそらくゴールデンハムスターの性質を理解せずに飼育していたためと思いますが、ゴールデンハムスターに指をガブリとされてしまったことがありました。

 

体の大きなゴールデンハムスターはパワーもそれなりにあり、噛まれた箇所は出血してしましました。

基本に忠実に飼育していれば、噛まれることの少ない温和なハムスターですが、噛まれないようには注意が必要です。

 

まとめ

体が大きく、頭も良いゴールデンハムスター。

体の小さなジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターとはまた違った魅力を持っています。

 

性格は温和でおとなしい個体が多く、ゲージの外でのお散歩も必要な為、特にハムスターともっと触れ合いたい!ペット的なお付き合いがしたい!という方にはおススメなハムスターです。

ゴールデンハムスターの性格を理解して基本に忠実に飼えば、まさに新しい家族として付き合うことができるでしょう。


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