緊急用!ハムスターが冬眠したときの起こす方法と永眠かの確認方法
「危険すぎる!ハムスターが冬眠する室内環境とその原因とは?」では、ハムスターが冬眠する原因をまとめました。
今回は、ハムスターが冬眠してしまったとき、緊急にするべき蘇生方法、冬眠したのかの判断方法をご紹介します。
ハムスターが冬眠をしていると判断したら、すぐに疑似冬眠を解除させなくてはなりません。
気を付けたいポイントは、ハムスターをヒーターの真ん前に置いたり、お湯に浸したりと、温めなければいけないからと、急激に体温を上昇させてはいけません。
ハムスターの体は小さいので、急激な体温変化に耐えられず、心臓がマヒやショックを起こして、逆に危険です。
ゆっくり自然に温めていくことを心掛けてください。
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ハムスターが冬眠したとき起こす方法
①体を触って冬眠しているか確認する
普通の睡眠であれば、ハムスターは敏感なので触ったらすぐに起きます。
触っても起きないようであれば、冬眠の疑いを持ち、すぐに蘇生に取り掛かりましょう。
ここで冬眠しているのか、永眠してしまっているのかを考えても仕方ありません。
とにかく気が付いた時点ですぐにハムスターを温め始めます。
※ハムスターが冬眠しているか、永眠してしまったかの確認はページ下に記載しています。
②部屋を暖かくする
もっとも重要なことは、ハムスターの体に温度を取り戻さなければならないということです。
暖房が効いている部屋へケージごとハムスターを移動するか、すぐに部屋の暖房をつけましょう。
もし暖房器具がまったくない場合は、浴槽にお湯を沸かしてお風呂場に連れて行きましょう。
③ハムスターを毛布などで包む
ミニタオルや手袋など、暖かい布でハムスターの体全体を包みます。
これは野生のハムスターが体を温めるための、土と同じ役割になります。
何かに包まれていることで、ショックを受けずに冬眠から目覚めやすい状態を作ります。
④手やホッカイロなど、暖かい物をあてる
手乗りで飼い主によく慣れているハムスターの場合は、布で包んだハムスターを柔らかく包み、手の体温で温めます。
手乗りでない場合は、蒸したタオルやホッカイロなど、暖かい物を布越しにハムスターに当てます。
手で触れるくらいで、熱すぎないようにしましょう。
⑤20~30分温めても目覚めない場合
④の工程までしたうえで、ハムスターが20~30分以上たっても目覚めない場合、温めながら体をさすります。
お腹を丸めている状態なので、脇をさすりさすりと、優しくなでるように体に変化を与えます。
30分以上たっても目覚めない場合、強めに体をこすってみましょう。
生還目安として、ゴールデンは30分。
ドワーフは20分以内に目を覚まさまければ危険です。
※20分たっても目覚めない場合、この時点で車を温めた上で、動物病院へ行くことをおすすめします。
電話で急患であることを伝え、すぐに対応してもらいましょう。
⑤目覚めたら砂糖水を与える
ハムスターが目覚めたら、スポイトなどで強制的にでも砂糖水を飲ませましょう。
冬眠に入ったハムスターは脱水症状を起こしており、栄養が不足している状態です。
⑥経過を見守る
一度冬眠に入ったハムスターは、その後体調が急変することがあります。
温度管理は徹底し、室内温度は20度~25度を保つようにしましょう。
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冬眠か永眠かを判断する方法
冬眠したハムスターは、心拍数、呼吸数ともに低下し、体温も低下するため、触っただけではどちらなのか判断がつきずらいです。
一見眠っているようにも見えるけど、もう目覚めないようにも見える・・・
こんなときは以下のことをチェックしましょう。
呼吸してるか
ハムスターは人より呼吸が速く、1分間で約135回も呼吸をしています。
ハムスターが絶えず小刻みにぴくぴくしているのは、呼吸が激しいためなんですね。
それが疑似冬眠に入ると極端に呼吸が少なくなり、1分間に数回ほどの呼吸になります。
口元に手をあてていると、浅くですが呼吸を確認することができます。
体温はあるか
ハムスターの体温は健康時37~38度ほどで、人よりちょっと温度が高いです。
それが冬眠すると体温が低下するので、触るといつもより冷たく感じられます。
これで永眠してしまったと勘違いする場合がありますが、永眠のときはもっと冷たいです。
体温ではどちらなのか判断がつきにくいので、他の状態と合わせて判断しましょう。
臭いはあるか
冬眠しているときはハムスターからは臭いはしませんが、永眠すると3~4時間ほどで死臭がしてきます。
部屋中に臭いが立ち込めるので、こうなったらも手遅れになってしまいます。
体が硬直していないか
一定の時間たつと、死後硬直が始まり、体が硬くなり、皮膚がこわばります。
ちょっとの力では体が開かなくなります。
そしてさらに時間がたつと、今度は体の緊張がとけ、柔らかくなります。
この状態でハムスターを発見すると、冬眠していると勘違いしやすいです。
寝ている場所はどこか
冬眠に入る前、ハムスターは必ず巣穴を整えてから冬眠に入ります。
ハムスターにとっても正念場ですから、普段より巣穴には食べ物も詰めて、準備万端にしています。
ハムスターが巣穴以外で寝ているときは、これは永眠の可能性が高いです。
寝床をほかほかにしよう
マルカン ふわふわふとん スノーホワイト お徳用 150g ハムスター 床材 ハリネズミ 関東当日便
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冬眠を防ぐために、また、万が一冬眠をしてしまっても助けられる可能性を高めるために、秋になったら寝床に綿のふとんを入れてあげましょう。
綿は保温性が高く、寒いときでもハムスターの体温低下を防いでくれます。
1週間に1回綿を取り替えてあげましょう。
冬眠したハムスターが目覚める瞬間
貴重な冬眠したハムスターが目覚める瞬間をとらえた映像です。
明らかに普段の寝起きとは、様子が違います。
体をぴくぴくさせて、起きたくても自分の力では起きることができないという、大変な様子です。
こうはならないように気を付けたいですね。
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