ラブハムスター

ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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危険すぎる!ハムスターが冬眠する室内環境とその原因とは?

   

ハムスターと冬眠の関係性

「緊急用!ハムスターが冬眠したときの起こす方法と永眠かの確認方法」では、ハムスターが冬眠したとき、どのようにして起こすか。

冬眠と永眠をどのように判断するのかをまとめました。

ネズミやクマなどの動物は、冬は冬眠するものだよね。と思っている人もいると思います。

 

しかし、じつは野生のハムスターはあまり冬眠せずに冬を越す動物です。

体温を低下させないように、動き回って熱を発生させ、冬でも体温を保とうとします。

そのため、ペットとして飼われているハムスターは冬眠することはありません。

 

もし冬眠してしまったら、それはハムスターが生命の危機を感じた、かなり危険な状態だといえます。

今回は、ハムスターにとって冬眠どはどのようなことなのか?

どのような環境下で冬眠してしまいうのかをご紹介します。

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冬眠は一か八かの賭け

ハムスターが冬眠に入る目的は、エサがどうしても手に入らない厳しい季節に、

「このまま力尽きてしまうよりは、眠って体力を温存し、少しでも春に目覚められる確率を上げよう」ということです。

すなわち、ハムスターとしても決死の覚悟をもって、目覚めないこともありえるということで冬眠をします。

 

もちろん、これはハムスターの機能として備わっている野生の力なので、ハムスター自身がそこまで考えているかは分かりません。

しかし野生のハムスターは、厳しい冬を乗り越えて暖かい春を迎えるために、必死に冬眠の準備をします。

 

冬眠に入ったハムスターがちゃんと春に目覚めるかというと、冬眠中体が冷えすぎて凍死したり、エサが足りずに栄養不足になったり、そのまま目を覚まさなくなるケースは多いです。

ハムスターにとって、冬眠は命をかけた一か八かの賭けなんですね。

 

ペットのハムスターに冬眠は危険

冬眠がハムスターにとってとても危険な状況ということは、これが室内で飼われているハムスターに起きたら、それはまずい状態です。

野生のハムスターは土の中に潜り込み、身を隠し温めるようにして冬眠に入ります。

しかし、ケージで飼われているハムスターはまず土の中には入れません。

 

外と違って室内温度も上がったり下がったりを繰り返し、飼い主が冬眠しているハムスターにびっくりして急に抱えることもあります。

そのため、野生のハムスターの冬眠より、ペットとして飼われているハムスターのほうが冬眠から目覚めないという危険性は高いです。

 

ハムスターにとって冬眠とは何なのか、今どの状態なのか。

そして冬眠に陥ってしまったら、どのように回復させればいいかをしっかりと把握しておく必要があります。

 

冬眠ではなく、低体温症だという説

ハムスターの冬眠は、「疑似冬眠」といい、冬眠に疑似がついています。

これは、カエルなど生きるために完璧な冬眠をする動物とは違い、エネルギーの消耗を抑えるため、ネガティブな意味で疑似冬眠をするということです。

 

そのため、ハムスターの疑似冬眠は、本当はただの低体温症ではないかと言われています。

低体温症は、体温が奪われて、寒さにより体が動かせなくなり、眠ってしまう状態のことです。

雪山で遭難するとかかるあれですね。

 

ハムスターが冬眠する温度と環境

どのような環境下でハムスターが冬眠するかというと、室内の温度、湿度、日照時間、エサの量に関係があります。

 

通常、ハムスターが快適に過ごせる温度、湿度は、

温度:20度~25度

湿度:40%~60%

これくらいが目安になります。

 

人間にとっても、これくらいがちょうどいい気持ちよさですね。

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ハムスターが冬眠に入る温度

温度:10度~5度

冬眠に入る温度はハムスターの個体差によってばらつきがあり、早いこでは15度で冬眠したというケースもあります。

逆に、5度を下回っても冬眠しなかったケースもあります。

 

だいたい13度以下になると、ハムスターの動きが鈍くなったり、部屋に縮こまるようなしぐさを見せるようになります。

人間が肌寒いと感じる温度が15℃~22℃、寒いと感じて厚着をしだすのが8℃~14℃ほどです。

できれば、人間が寒いと感じるときはすでにハムスターはとても寒さを感じているので、肌寒い段階で室温調節をしましょう。

 

ジャンガリアンハムスターの冬眠は危険

ゴールデンハムスターは10度ほどから冬眠を始めるケースが多いです。

ジャンガリアンハムスターの場合、もっと低い5度ほどから始まります。

 

これは、ジャンガリアンハムスターはもともと疑似冬眠という機能がなく、生命の危機に直面した時に起きる現象です。

体力的にも、ジャンガリアンハムスターが冬眠に入った場合、目覚めないケースは多いです。

 

明るさで冬眠に入るケース

数としては少ないですが、光の当たり具合で冬眠に入るケースがあります。

日中カーテンを閉めきったり、ハムスターの部屋に光が入らない状態だと、「光が当たらない。きっと今は冬なんだ」と勘違いしてしまいます。

 

日照時間が1日2時間を切る日があれば、危険です。

通常部屋の温度が高ければ、部屋を真っ暗にしていても、それだけで冬眠することはありません。

しかし、部屋の温度が15度を下回るとき、明るさが足りないなどの条件が重なると、冬眠を加速させる恐れがあります。

 

劣悪な飼育環境が冬眠させる

つまり、ペットのハムスターが冬眠状態に入るということは、飼育環境としてはとても劣悪な環境だということです。

ハムスターの生態をまったく考えず、寒い部屋で暖房もつけず、寒いのを寒いままに放置させていなければ、冬眠することはありません。

 

「ちょっとくらい寒くても大丈夫」と思えるのは、人間くらいです。

人間は寒い時も暑い時も、服で温度を調節することができます。

そのため、ハムスターが冬眠に入る時期として、じつは最も多いのは秋~冬のはじめです。


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