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ハムスターを15匹飼っている飼育人がお届けする、ハムスターのエサのやり方、ケージの掃除、脱走の問題など、飼育方法を中心にご紹介します。

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ハムスターが外に別荘を作っちゃった!その気持ちと対処法

      2017/10/28

普段過ごす自宅以外にゆったりと日頃のストレスを晴らすための場所があったら…そう、今回のテーマはだれもが憧れる別荘のお話です。

とは言っても、私たちの別荘ではなくハムスター達の別荘の話。

みなさんはハムスターが別荘をもつことがあると聞いたことがおありでしょうか?

 

または、飼っているハムスターがすでに別荘持ちかもしれません。

今回はハムスターが別荘をつくる理由と別荘を持たせることのメリット・デメリットについて考えたいと思います。

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ハムスターの持つ別荘とは?

ハムスターも毎日同じ場所だけの行き来では時々窮屈に感じることがあるようで、別荘をつくることがあります。

まず、この別荘とはどんなものを指すのでしょうか?

 

ほとんどの飼い主はハムスターのためにゲージや水槽などを用意して、その中に巣箱やハムスターが落ち着いて休むことができるお家を用意してあげていることと思います。

これがハムスターの自宅になるわけですが、これ以外の場所にハムスターがエサをため込んだり寝床のために床材をセットしたりして別宅をつくり始めることがあります。

 

ゲージ内でこのような場所をハムスターが設けるならば問題ないのですが、ゲージの外で散歩させている時にもハムスターがそのような場所をつくることがあります。

今回のこの記事では、そのようなゲージの外にハムスターがつくった住み家を特に「別荘」と呼んで話を進めさせていただきたいと思います。

 

ハムスターはなぜ別荘を持ちたがる?

ゲージ内に十分安心できる我が家があるにも関わらず、なぜハムスターは別荘を(しかもゲージのあえて外側に)つくろうとするのでしょうか?

まず不安に思うのは、飼い主が用意しているハムスターのゲージや自宅に問題があってハムスターが気に入っていないのではないか?という点です。

 

もちろん、そのようなことが原因でハムスターが別荘を設けようとしているという場合もありますが、ほとんどの場合にはそうした理由ではないので安心してください。

ハムスターにとっては別荘をゲージの外につくるのはとても自然な行動なのです。

 

その行動にはどんな理由があるのでしょうか?

野生で生活しているハムスターは通常、非常に広い行動範囲を持ち、そこを自分の縄張りとしています。

そして、その縄張りを回りながら何か問題がないか、他のハムスターが自分の縄張りに入って来ていないかなどをチェックするのが野生のハムスターの日課です。

 

たとえ一番安心できる住み家をすでに持っていたとしても、広大な自分の縄張りをチェックするためには途中で休憩するための場所や何か外敵に襲われた場合にすぐに逃げ込める場所を確保しておく必要があります。

そのために飼育下であったとしても、ハムスターは自宅以外にも別荘をいくつか持ちたがる傾向があるのです。

ハムスターにとっては散歩中にいつも立ち寄る別荘は定期的な縄張りチェックに欠かせない休憩所といったところでしょうか。

 

このような理由からハムスターが安心して縄張りチェックを行うことができるように別荘を設けてあげるのは特に問題ありません。

しかし、飼い主からするとゲージ以外の自分の部屋の一部にハムスターがエサをため込んだり、材料を持ち込んでベッドを作ったりするのには少し困ってしまいます。

 

また、排泄物やエサの残りなどがそのままになっているなら衛生的にも良くありません。

やはりゲージ外に別荘をつくらせるかどうかを決めるには、飼い主とハムスター双方のメリット・デメリットをあらかじめ考えておく必要があります。

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別荘をつくらせるメリット・デメリットとは?

ハムスターが別荘をつくりたがる理由は分かりましたが、やはり飼い主としても自分の生活を考えなくてはなりません。

では、ゲージの外に別荘をつくらせるにはどのようなメリット・デメリットがあるでしょうか?

 

ゲージ外別荘のメリットとは?

飼い主に慣れているハムスターの多くはゲージの外に散歩に出掛けたがります。

中には、ゲージをガシガシしてしきりに散歩をねだってくるハムスターもいることでしょう。

 

ハムスターのあの必死な形相を見ると、野生では広い縄張りを持つハムスターにとってはやはりゲージ内だけの生活では狭すぎることがよく分かります。

いつも狭いゲージ内に留まっているハムスターにとって散歩はストレス解消の良い方法ですし、回し車だけでは体験できない運動にもなるはずです。

 

散歩を習慣としているハムスターなら大抵いつも似たルートを歩いて必ず立ち寄る場所が決まってくるはずです。

そして、そのような場所には大抵家具の隙間や冷蔵庫の下など、飼い主から見えにくい場所が含まれています。

 

外敵から見つかりにくそうな、そうした安心できる場所にハムスターは別荘をつくりたがります。

ハムスターにとって散歩や別荘は日頃のストレスを発散し、安心できる大切な場所なのです。

また、飼い主としてはハムスターが散歩中に行方不明になった場合、別荘に潜んでいる場合が多いので見つけやすいという隠れたメリットもあります。

 

ゲージ外別荘のデメリットとは?

ハムスターからすると、別荘をつくることにデメリットと言えることはほとんどありません。

ただ、散歩中に電気のコードや見慣れないものをかじってしまうことがあるので別荘のまわりも注意が必要です。

 

飼い主側からのデメリットについては、やはり衛生面が一番の問題となります。

特に散歩中におやつも与えた場合、安心できる別荘にハムスターがそのおやつをため込むことがあります。

 

腐敗しやすい生野菜や水分を含んだおやつを与えると別荘が不衛生になりやすいので注意が必要です。

また、別荘でハムスターが排泄することもありますので、飼い主による定期的な別荘地の清掃は欠かせなくなるでしょう。

 

快適な別荘を設けるためのポイントとは?

では、飼い主とハムスターの双方にとって一番メリットの大きい仕方で別荘を設けるためにはどのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか?

まずはハムスターが散歩中にどんな場所に立ち寄るのか、よく観察するようにしましょう。

何かの隙間に入ろうとしたり、穴を探すような仕草をする場所があったら別荘候補の土地かも知れません。

 

そのままその場所に別荘をつくらせるかどうかはメリット・デメリットを考えての飼い主の判断になりますが、おススメの方法は飼い主がハムスターのお気に入りの場所に別荘となる住み家を用意してあげることです。

別荘の素材は段ボールやトイレットペーパーの芯など簡易なもので構いませんが、いつも入り込む家具の隙間などに別荘になりそうなものをあらかじめ置いておき、ハムスターが安心して休める場所を設けてあげます。

 

そうすると、ハムスターは縄張りチェックを行いやすく、さらに飼い主としてもその後にすぐ掃除ができたりと一石二鳥なのです。

ハムスターは自分の匂いを別荘にも付けているはずなので、毎回完全に交換してしまうよりは排泄物やエサの残りを処理して別荘自体はそのままにしておくのがベストです。

 

まとめ

私たちもいつかは持ちたいと憧れる別荘ですが、ハムスターの場合には本能的につくりたいと思う安心できる場所のようです。

まずは散歩中のハムスターのよく観察してあげるようにしてください。

別荘の管理を上手に行うことで、ハムスターのストレスも飼い主のストレスも両方減らすことができればベストな方法です。


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