ハムスターが外に出たがる理由。満足させるためにすべき6つのこと
2018/09/04
ハムスターの行動範囲は広大!
まずハムスターが外に出たがる理由は、「餌を探し回りたい!」という強い衝動と習性があるからです。
ゴールデンハムスターなどの砂漠や高原に住む種類はそうでもないですが、ジャンガリアンハムスターなどは、
巣の周りの餌が枯渇すれば、数十キロの遠くへでも、夜中を利用して、移動するのが普通なのです。
ハムスターは基本的にオス・メスの繁殖でペアになる以外は、ほとんどが単独で行動しており、それぞれの餌場となる場所を確保しています。
しかも、地面に落ちているものを探して動き回る習性があるため、行動時間の朝方と夕方から夜には、餌があっても頻繁に餌を探し回ります。
これは、食料の場所は知っているが、ケージそのものが巣の中のようなものなので、「外に出たい!」といった行動が、その理由となっているからです。外に出たがるのを、無理に我慢させることも無いでしょう。
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ハムスターの外に出たがる時の対処法
ハムスターは元来、ケージというのは行動範囲を制限するもので、決してハムスターにとって広い場所ではないことを理解した上で、ハムスターたちに満足してもらうアイデアを6つ紹介しましょう。
1.回し車のグレードを上げる(よりカンタンにスムーズに回るものに変える)
2.ふたまわり大きなケージに変えて見る
3.複雑な構造のパイプを、ケージに設置してあげる(ジョイントハウス)
4.ケージの外にまで設置できる広いパイプ構造を構築する
5.ケージを2つ以上接続する
6.室内をお散歩させる
まず最初に考えるのは、ハムスターが心地よく、思い切り走り回って、ブンブン高速で回る回し車にグレードを上げることです。
中には、周りすぎて、ハムスターが振り落とされるほど、スムーズに回転するものがありますが、
ケージの中に鋭利で尖ったものがなければ、怪我はしませんので、使ってみるのも一考です。
充分満足したら、外に出たがるのも諦めてくれるかもしれません。
次に、ケージの大きさを思い切って2倍の広さにして、中に回し車や、ハウス、居場所をたくさん作るのも良いです。
またハムスターは上下によく昇り降りするので、そうした「設備」を備えてあげるのも良いですよ。
外に出たがる不満もこれで解消です。
次に、「ジョイントハウス」と呼ばれる、専用のケージにパイプを接続して、ハムスターが逃げないように、
自由にケージの外に移動できる設備を準備してあげることです。
これはなかなかハムスターが喜んでくれます。
費用は通常よりもかかりますが、ずっとこれからもハムスターを継続して飼いたいのなら、出費しても良いでしょう。
更に、ハムスターの高級マンションとも言える、上にも横にも下にも移動できる、ジョイントハウスを接続パイプでどんどん拡張することです。
ネットでは、驚くような規模のハムスター・ジョイントハウスが紹介されています。
複雑な規格の同じパイプが、縦横無尽に張り巡らされた環境で、これもう満足と言うか、ハムスターのための最上級の住環境でしょう。
更に、ケージ自体がパイプで接続できるケージも市販されているので、海外製品が多いのですが
費用に余裕があるなら、これも非常に良いです。室内の場所をかなり取りますが、ハムスター好きに憧れが正にこれですね。自由に設計して、ハムスターお気に入りの環境を構築する事ができます。
これらなら、2度と外に出たがるとは、流石のハムスターも思わないのは言うまでも無いでしょう。
また大きなゴールデンハムスターなら、ペットショップでは専用のハーネスやリードが市販されているので、
それをハムスターに取り付けて、キチンと管理しながら自由に室内を遊ばせる方法もあります。
これなら、ハムスターは外に出たがる時に自由に出すことが出来るので、大変便利です。ただし、お散歩は室内だけに留めてくださいね。
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外に出たがるなら、出しても良い?
やはり習性を考えると、どのハムスターも外に出たがる時に、出してあげる方がストレスは解消されるようです。
中には、夜に自由に外に出して、その後にケージに入れると、寝床ですぐに寝てしまう子もいるそうです。
やっぱり、自然と同じように、外に出たがるのは、ハムスターの性でもあるので、これはしょうが無いとも言えます。
室内でお散歩
室内でのお散歩は、小型のドワーフハムスターなら、広い見通しの良い部屋で、隠れる場所を塞いだ形で遊ばせるのが良いです。
その際は、必ずハムスターの動きを目で追うようにしなければ、ちょっとしたスキに見失い、大変な騒ぎになります。
ゴールデンハムスターや、キンクマハムスターなどは、体が大きいので、専用のハーネスやリードが上手くつけられるので、
日頃から取り付ける訓練をしておき、外に出たがる時に、素早くつけて、室内をお散歩させるのが良いです。
事故に充分気をつけて!
いずれにしても、ケージをつなげたり、複雑な構造にしたり、お散歩させる場合も、観察が出来るように視界を確保する工夫は必要です。
接合が不完全で逃げ出したり、お散歩でうっかり踏みつけたりの事故には気をつけましょう。
逃げる時のハムスターは本当に素早いので注意してください。
やっぱり思いっきり動き回れる環境を、ハムスターには用意してほしいものです。
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